2011-01-30

35mm のレンズを買った。

私はものを見るとき人よりも狭い範囲を見ているわけではなくて、むしろ視野の端の方まで気にしてしまうくらいだと思うんだけど、どうも写真を撮るときは視野が狭くなってしまうのか、中望遠よりも長焦点距離のレンズを使うのがしっくりする。あるいはものごとの整理が上手くできなくて、自然といらないものを視野から排除できてしまう焦点距離の長いレンズが気に入ってるだけなのかもしれない。

ともあれ、それだけでもアレなのでちょっと短かめの焦点距離に挑戦しようと思って、今となっては標準レンズとも言われる 35mm のレンズを 2010年の終わりに買ってみた。なにを買おうかと考えたのだけど、最近発売されたソニーのレンズが評判がよくて値段も手軽というわけで、SAL35F18 (DT35mmF1.8) を買ってみたというわけ。

購入してちょうど一ヶ月で、200コマくらいというのはデジタルにしてはちょっと少ない。実際のところやっぱり 35mm は自分には合ってないのかなー。確かに同じテーブルについている子どもの写真撮ったりするのにはいいかもしれない。

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愚弟の結婚式の前撮りでも使おうと思ったのだけど、やっぱりちょっと近く感じて、途中からミノルタのAF50mmF1.7に変更してしまった。

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料理を撮るのにはかなりいい感じはする。

御節料理

MF/AF の切り替えスイッチが軽いのか、どうしてなのか知らないうちに MF 側になっていて???な状況になることが何度かあった。くせなのかな。それを除けば、写りもいいし、コストパフォーマンスも高くて(ソニーストアから買っても2万円しない)、欠点の少ないレンズなのでAマウントのαを使っていて他に 35mm くらいの単焦点を持っていない人はとりあえず持っておいて損はしないと思う。自分の好みにはやっぱりちょっと合わないことは分かったけど……。

2011-01-12

AirMac Extreme を導入してみた。

承前。

というわけで、AirMac Extreme (海外では AirPort Extreme) を導入してみた。

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導入前に期待していたのは、以下のような点。
  1. デュアルチャネルの 802.11n による高速化
  2. 無線到達距離の拡大(による、もう一台の AP の削減)
  3. ゲストネットワークによる、ゲーム機などの利用
  4. プリンタの共有
  5. ハードディスクの共有
など。

まず、高速化については AirMac Utilitiy で確認してみて、130Mbps ~ 300Mbps となっていて、実際無線で使っていて遅く感じることもなかった。LAN内に速いファイルサーバなどがあれば別だけど、インターネットについては外部との接続で律速になっているので十分以上。というか、まだ伸びしろが残っている感じ。

到達距離については、思ったよりも伸びない気がする。特に、遠くで使うつもりの端末は iPhone であったり、DS であったり、PSP®go であったりするので 802.11n の恩恵を受けることができないようだ(802.11b/g でつながってしまうため)。まぁ、仕方ないので既設の無線AP一つは継続使用することにした。

さて、SSID は別、セキュリティも別でメインのネットワークとは切離せるというのでゲーム機をつなぐのにはうってつけだったので。実はゲストネットワーク機能にはかなり期待していた。ところが、 AirMac Utility で設定していても、いくら探してもゲストネットワークの設定ができないようになっている。よく考えてみれさ AirMac をブリッジとして動作させるということは LAN 側のネットワークを必ず共有するということで、ゲストをメインのネットワークから切離すことなど不可能なことはすぐに分かる。つまりはそういうことで、AirMac をルータとして動作させるときだけゲストネットワークが設定できるわけ。まぁ、調査が足りなかったとはいえこれは仕方がない……。

ハードディスクの共有についてはまだ試せてないが、プリンタの共有はやっぱり便利。自宅にあるのは、CANON の BJ F930 というちょっと古いけどまだまだ普通に使えるプリンタで、アップルに互換性リストがないのでちょっとどうかなと思いながらつないでみたらあっさり正しく認識されて、今迄 USB で使っていたのと同じプリンタドライバで印刷できた。妻が印刷しようとしたときなどは PC を私の書斎に持ち込んで、いちいち USB で接続しなおして使っていたのだから、ずいぶん便利になるだろう。

AIrMac Extreme 自体には USB のポートが一つしかないので、プリンタを直接つないじゃうと他のデバイスが使えないので、そのうち USB のハブを買ってきてハードディスクもつないでみようと思う。たぶん、妻や息子の MacBook の TimeMachine 用に重宝するだろう。

まぁ、ほどほどに満足。

2011-01-02

壊れましておめでとう……

新春早々に無線 AP が一つ壊れた。

自宅には一階と二階に一つずつ IO-DATA の業務用無線 AP (WN-AG/A)をを設置していたのだけれど、二階に設置してあった方が壊れてしまったらしい。無線LAN 部はそれなりに動いてはいるようなのだけど、有線のイーサネット部分がイカれてしまったらしく、結果として無線←→有線の通信ができず、つまりは、無線を使ってるクライアントからインターネットに出られないということになっていた。

WN-AG/A を購入したのはもう思い出せないくらい前のことだけど、802.11b/g/a 対応(g と a は切り替え)だとか、マルチSSID とか Bonjur(当時は Rendezvous と呼んでた)対応とかそれなりに多機能な機種で、アルミ筐体もスマートでかっこよくてそれなりにお気に入りだったりもする。

ただ、マルチSSID の機能が QoS を主な目的にしているからなのか、各 SSID ごとのセキュリティの設定ができなかったり(SSID 以外、全て同じ設定になる)、g と a の排他的利用や、802.11n 対応機器が増えたこともあって、新規に新しいのを買うことにした。

新規導入機種の要件としてはこんなもの。

  • 複数の SSID ごとにセキュリティを設定できる。
  • 802.11n 対応。
  • WPA2 対応。
  • カッコイイこと。
最初の SSID ごとのセキュリティは、Nintendo DS 用。いつまでたっても WEP にしか対応しない(DSi だとそういうことはないはずなんだけど、ソフト側に無線LAN用のスタックを持ってるのか、WEP でしか対応できないソフトもある)のはどうかと思うが、そういうものである以上はしかたがない。

802.11n 対応は、いまや必須。一度体験しちゃうと、100Mbps のイーサネットはいらないんじゃないかと思うくらいだから。

で、ちょこっとつぶやいていたところ Apple の AirMac Extreme がいいのではという意見があったので、ちょっと調べてみた。

まず、複数 SSID とはちょっと違うけど、ゲストネットワークという機能があってそちらに別 SSID とかを付けられことと、そのゲストネットワークとメインのネットワークの間で通信できないように設定できることが分かった。必要十分。

もちろん、11n 対応でしかも g と a の同時利用のできるデュアルバンドとか、WPA2とか、カッコイイとかいう要件も満たしている。

というわけで、他をよく調べもせずに購入を決めてさっきアップルストアでポチったところ。正月なのに24時間以内に出荷らしいので明日か明後日には届くだろう。久々の無線LAN機器なのでちょっとワクワクしてる。

通信できる距離が長くなるのも期待しているんだけど、設置場所から遠くで使いそうな機器が DS だったり Wii だったりするのであんまり期待できないかなぁ。まぁ、これはやってみてのお楽しみだ。